テンカラ釣り -関東・秋川-

関東 東京の秋川をホームにテンカラ釣りを楽しんでいます。テンカラの釣り方や、秋川の解禁情報なども発信していきます。まだ、地に足が付いてないテンカラではありますが、お付き合いいただければ幸いです。

毛鉤を巻こう

テンカラの毛鉤の「環が特徴の普通毛鉤」を巻いてみた(巻き方の解説あり)

更新日:

(テンカラの毛鉤)「環が特徴の普通毛鉤」を巻くための材料(マテリアル)と、毛鉤を巻くための道具(タイイングツール)を揃えました。

「環が特徴の普通毛鉤」の材料と道具を揃える(まとめ・購入)

それでは、「普通毛鉤の巻き方」の解説に沿って実際に毛鉤を巻いてみます。

DSC_6532
(「普通毛鉤の巻き方」より)

※写真の使用許可をいただきました。心から御礼申し上げます。

「環が特徴の普通毛鉤」を巻いてみよう!

[用意した材料]

普通毛鉤を巻く材料

[使用した材料]

  • 鈎:アジ鈎6号
  • ハックル:コックネックのLTジンジャー
  • ボディ:羊毛フェルトの黒
  • 環(アイの部分):撚り糸の細
  • 糸(スレッド):ユニスレッド8/0ブラック

「環が特徴の普通毛鉤」で使用する材料(マテリアル)です。環は吸い込み糸と絹手縫糸のどちらかを使用しますが、今回は扱いやすい吸い込み糸(なかったので撚り糸)を使用しました。それと、スレッドは絹糸を使用するようですが、扱いやすいユニスレッド(8/0 ブラック)を使用しました。何度か巻いて慣れてきたら、絹糸を使用して巻いてみる予定です。

[使用した道具]

普通毛鉤を巻く道具

  • バイス
  • ニッパー
  • ヤスリ
  • ボビンホルダー
  • エキスプローラー
  • ハサミ(シザース)
  • ハックルプライヤー
  • ウィップフィニッシャー

スレッドの巻き止めにウィップフィニッシャーを使用しますので、事前に練習しておきました。

使用する材料と道具は以前にまとめてますので、こちらを参考にして頂けたらと思います。

「環が特徴の普通毛鉤」の材料と道具を揃える(まとめ・購入)

手順1:バイス(のジョー)に鈎をはさむ

PA130318

※鈎の先端をジョーの中に入れると、先端にスレッドを引っかけなくていいのですが、繊細な鈎の先端を痛めてしまうことがあるそうです。

手順2:鈎のミミを落とす(はさむ前に落としておいても良い)

鈎のミミをニッパーで切り、切断面のバリをヤスリでとります。

鈎のミミを落とす

バリをヤスリでとる

手順3:鈎にスレッドを巻く(下巻き1)

PA130911

ボビンホルダーを使います。ボビンホルダーにユニスレッド8/0ブラックをセットし、先端から糸を出します。

鈎にスレッドを巻く

左手はテンションをかけつつ、ボビンホルダーを回転させてミミ側からスレッドを下巻きしていきます。巻き終えたら、余分なスレッドをカットします。

手順4:撚り糸を仮止めする(環を作る)

撚り糸

撚り糸を鈎にの真上に乗せて、軽く巻き止めます。

撚り糸を仮止め

手順5:撚り糸を固定する(環を作る)

撚り糸を固定

撚り糸にスレッドを巻きつけて仮止めします。

手順6:環の形を整える

撚り糸で作った輪にエキスプローラーを通して広げます。

環の形を整える

これで環の出来上がりです。

手順7:鈎にスレッドを巻く(下巻き2)

鈎にスレッドを巻く

環側から鈎の湾曲している部分まで下巻きします。

手順8:鈎にダビング材を巻きつける

「羊毛フェルトの黒」を少量とってスレッドにより付けます。

毛糸の元(ダビング材)をスレッドにより付ける

ダビング材を巻きつけ終えたら、スレッドだけで一往復巻いてダビング材がバラけないように固定し、ウィップフィニッシャーで仮止めします(2回巻き)。

ダビング、一往復巻き、仮止め

はみ出たダビング材や余分な撚り糸を切り取ります。

はみ出たダビング材や余分な撚り糸を切る

  1. 「羊毛フェルトの黒」(ダビング材)をスレッドにより付ける。
  2. 鈎にダビング材を巻きつける。
  3. スレッドだけで一往復ジグザグに巻く。
  4. ウィップフィニッシャーで仮止めする(2回巻き)。
  5. 余分な撚り糸を切る。
  6. はみ出たダビング材カットする。

手順9:羽根の下処理をする

コックネックからハックルを抜きとります。

コックネックからハックルを抜きとる

不要な部分の毛を取り除きます。(いくつか一度にやった方が効率が良いです。)

不要な部分の毛を取り除く

[羽の処理の手順]

  1. コックネックから羽を抜き取る。
  2. 羽根を逆撫でして立てる。
  3. 不要な部分の毛をむしる。

逆撫でするとき、少しずつやると綺麗に立ちます。

手順10:羽根を鈎に固定する

羽根を鈎に固定

[ハックルをピンとたたせるコツ]

ハックルの固定の仕方によっては、ピンとたたずに寝てしまいます。ハックルをピンとたたせるには、ハックルの艶のない方(裏)を上側にして、羽を鈎の真上に乗せて固定してください。この状態でハックルを巻けば、ピンと立ちます。

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(横から見たところ)

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(上から見たところ)

手順11:羽根を鈎に巻きつける

羽をハックルプライヤーで摘まみ、鈎に羽を密に巻きます。巻き終えたら、羽を仮止めします。

羽根を鈎に巻きつける

余分な羽とスレッドをカット

余分な羽を切り取り、羽をスレッドでしっかり巻いて、ウィップフィニッシャーで止めます(5回巻きを2~3回)。スレッドを切って完成です。

  1. ハックルプライヤーでハックルを摘む。
  2. 鈎にハックルを密に巻きつける。
  3. 巻き終えたら、鈎にハックルを固定する。
  4. ウィップフィニッシャーで巻き止める(5回巻きを2~3回)。
  5. スレッドを切る。

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「環が特徴の普通毛鉤」を巻いてみて

試行錯誤を繰り返し、なんとか巻くことが出来ました。材料集めから半月以上かかりましたが、楽しかったです。完成した一つ目の出来栄えに、とても満足しています。

材料が揃うまでの間、手持ちの材料で何度も練習しました。そして何度も失敗しました。慣れてる人は簡単かもしれませんが、絹糸の扱いがスレッドに比べて格段に難しく、絹糸で作る環に何度も失敗しました。でも、撚り糸は硬いので扱いが簡単でした。糸も絹糸では太くて扱いにくく、何度か失敗しました。スレッドを使用してうまくいきました。

それと、「羽根を鈎に巻きつける」でハックルが前後のどちらかに寝てしまい、ピンと立たなくて何度も失敗しました。ハックルの裏が上になるように置くことと、ハックルの置き方にコツがあることが分かり(記事内に説明あり)、解決できました。

フライで毛鉤を巻いている方であれば、難なく巻ける毛鉤だと思いますが、初心者がこの毛鉤を巻くとなると、失敗を積み重ねることになるかと思われます。

でも、構造がシンプルな普通毛鉤ですから、コツをつかめば簡単に巻けるでしょう。

クリーム色のハックルで巻いた普通毛鉤
(クリーム色のハックルで巻いてみました)

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