「シンプルな普通毛鉤」(テンカラ)を巻いてみようと、材料(マテリアル)と道具(タイイングツール)を用意しました。
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「シンプルな普通毛鉤」(テンカラ)の材料と道具を揃える
解説の記事に「良く釣れます」とあります。巻いてみて、実際に使ってみたいです。
(「my毛鉤(ケバリ)の作り方。良く釣れます。1つ、3~5分で作れます。」より)
※写真の使用許可をいただきました。心から御礼申し上げます。
「シンプルな普通毛鉤」を巻いてみよう!
[用意した材料]
[使用した材料]
- ハリ:MARUTO w12 12号
- ハックル:コックネック クリーム
- ボディ:毛糸 ウール クリーム色
- スレッド:白(8/0)、赤(8/0)、黒(8/0)
- 瞬間接着剤
「シンプルな普通毛鉤」を巻くのに、使用した材料です。毛糸は、手芸屋で購入しました。
[用意した道具]
[使用した道具]
- バイス
- ハサミ
- ボビンホルダー
- ハーフヒッチャー
「シンプルな普通毛鉤」を巻くのに、使用した道具です。解説では他に、ピンセットやハックルプライヤーを使うとありますが、今回は、慣れた方法を優先して、それらを使わずに毛鉤を巻きました。
使用する材料と道具は以前にまとめていますので、こちらを参考にして頂けたらと思います。
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「シンプルな普通毛鉤」(テンカラ)の材料と道具を揃える
手順1:バイス(のジョー)にハリをはさむ
解説では「ピンセット(はりを挟む)」とありましたが、指でハリをバイスに挟みました。
手順2:ハリにスレッドを巻く(2往復して下巻き)
ボビンホルダーを使います。ボビンホルダーにスレッドのホワイト8/0をセットし、先端からスレッドを出します。
ボビンホルダーを回転させて、アイ側からスレッドを2往復して下巻きします。巻き終えたら、余分なスレッドをカットします。
手順3:毛糸のほぐす
3本が撚り合わされた毛糸を、ほぐして1本にします。
手順4:毛糸をハリに巻きつける
ほぐした毛糸の1本を、ハリに巻きつけて固定し、余分な毛糸を切ります。
- 毛糸をハリに乗せる。
- スレッドで毛糸をハリに固定する(アイ側)。
- 毛糸をハリに巻き付ける。
- スレッドをラフに毛糸に巻き付ける(ベンド側へ)。
- スレッドで毛糸をハリに固定する(ベンド側)。
- スレッドをラフに毛糸に巻き付ける(アイ側へ)。
- 余分な毛糸を切る。
ダビング材を巻きつけるよりも、格段に早く巻きつけることができました。
※今回は、ベンド(カーブしてる部分)まで毛糸を巻いてしまいました。「ベンドまで巻きすぎると、バラしが増えるよ」と、教えていただきました。ありがとうございます。
手順5:ハックルの下処理をする
コックネックからハックルを抜きとり、不要な部分の毛を取り除きます。
手順6:ハリにハックルを固定する
下処理したハックルをハリに固定します。
手順7:ハリにハックルを巻きつける
ハックルを指で摘まみ、ハリに密に巻きつけていきます。巻き終えたら、ハックルをハリに固定し、余分な羽を切り取ります。
- 指でハックルを摘む。
- ハックルをハリに密に巻きつける。
- スレッドで、ハリにハックルを固定する。
- 余分なハックルを切る。
手順8:スレッドを止めて切る
ハーフヒッチャーでスレッドを止めて、切ります。
手順9:ヘッドを作る
ヘッドに、赤いスレッドを巻いて、ハーフヒッチャーで止めて切ります。アクセントになります。
ヘッドのアイ側に、黒いスレッドを巻いて、ハーフヒッチャーで止めて切ります。
手順10:瞬間接着剤で仕上げる
ヘッドに瞬間接着剤を染み込ませて、完成です。
※アイの部分(ハリスを結部分)に、瞬間接着剤がつかないように気をつけます。
「シンプルな普通毛鉤」を巻いてみて
材料も巻き方もシンプルで、スムーズに巻くことができました。ボディは毛糸を巻き付けるだけですので、ダビング材を巻き付けるよりも簡単にできました。
今回は解説の通りにヘッドを作りましたが、色を変えてみるのも、面白そうです。また、毛糸は1個100円程度で購入できますので、ボディも色々な色を使って作ってみたいです。
自作の毛鉤で釣れると、喜びも、ひとしおですね。
巻き方の解説の最後の方にある言葉です。ほんと、自分で巻いた毛鉤の出来栄えはどうであれ、形になっただけでも嬉しいです。川に行ってこの毛鉤を振り込んだ時のことを想像すると、ワクワクします。
他にも解説に、切った糸くずなどをガムテープを使って処理する方法などが記載されており、参考にさせていただきました。