「タビ」についてキャラバンさんに質問をさせて頂きまして、丁寧な回答を頂きました。お忙しいところご回答をくださり、ありがとうございました。
靴タイプとタビタイプの違い
漠然としすぎていて難しい質問だなとは思いましたが、思い切ってそのまま質問させて頂きました。
近い価格のKR_3(靴タイプ)とタビを比較したとき、使用するにあたって何か違いはあるでしょうか?(歩きやすさなど)
次の回答を頂きました。
『KR』シリーズや『丹沢』は「紐靴(運動靴)」で、『タビ』は「スリップオンシューズ(ローファーや学校の上履きのような形状の物)」とお考えいただいて結構です。
水平方向にのんびり歩くのであれば、その差はないと思われますが、垂直方向に動く場合は、紐が無く、足に固定しづらい『タビ』は不利になると思われます。
加えて、アッパーが伸びる素材(ネオプレン)製ですので、『タビ』の中で足が『KR』シリーズより動きます。
その事が「締め付け感が少なく快適」か、「パワーロスが起きて不快」との感じ方の差になります。
ただし、このことは、どちらが良いというものではないので、用途・目的にあったものをお選びになられればよいのではないでしょうか。
なるほどー。岩を登ったり降りたりはタビの方が足首の自由が効いて有利かと思いましたが、逆に足に固定しづらいがゆえに不利なんですね。タビを買うとなれば、できるだけ足にフィットしたサイズを選んだほうがよさそうです。ぶかぶかは絶対にいけませんね。
この前にちょっと書きましたが、私の足はワイド(横幅がある)なんです。なので、長時間歩くと足の横側が痛くなります。昔にタビ(スリップオンシューズ)を履いていたときは足の横が痛くなることはありませんでしたが、紐靴タイプにしてからは足の横が痛くなります。
テンカラ釣りで使えるか
渓流でのテンカラ釣りでの使用しますが、渓流シリーズのタビでも問題ないでしょうか?(使用目的が違うなど)
「テンカラ釣り」なるものがどのようなものかわからないため、ご回答が出来ません。
申し訳ございません。
渓流釣りに詳しい釣り具用品専門店様などにお聞きいただくと、詳しい説明が受けられるものと思われます。
そもそもが釣り具用品専門店にするような質問だったな、と反省してます(汗。なのに親身になって回答をくださり、ありがとうございます。
タビはどういった人が買ってるのか
渓流シリーズのタビはどういったお客様が、どういった使用目的で買われることが多いですか?
これもちょっと難しい質問でしたが、回答をくださりました。
私が今まで販売した経験から申し上げますと、登山系の方は、一回の使用のみであとは使用しない、使用する予定がないという方が、初期費用軽減のために一番お手頃なこのモデルを選ばれます。(付き合いで沢登りをする方や、日本百名山の中に沢を渡渉するルートがある山があるため、そのルート用に)
釣り系の方ですと、あまり厳しい場所に行かないと言われる方(沢ではなく河川で使用するようです。)や、フェルト底ウェーダーもフェルトシューズも持っているという方が、更なる道具としてお買上になられています。
もちろん、使用目的を仰らないでお買い上げいただくお客様も多いので、全てがそうであるとは申せませんが、今までお話をお聞きして販売した方では、川ではなく沢で釣りををされる方がその目的で購入されることはございませんでした。
たしかに、渓流シリーズの中でタビはダントツの安さです。なのに、靴紐タイプで最下位のKR_3はセメンティング製法で、それよりも約3,500円安いタビは耐久性の高い加硫製法なのです。
厳しい場所こそ足首の自由が効くタビかと思いましたが(鳶職人のイメージ)、そうではないのですね。パワーロスのことを考えてなのかな。
私が行くのはどちらかと言うと川ではなく沢です。
沢ではタビの方が足首の自由が効いて良いかと思ったのですが、そうではないのですね(くどい)。
キャラバンさんの回答を頂いて思うに
今履いているフェルトシューズの丹沢が壊れたから買い替えるってわけではなく、フェルトが減っている、紐が細くなっているなど痛んできたので、次のウェーディングシューズの購入を検討してるわけです。丹沢は廃番となりましたが、気に入っているフェルトシューズです。
でも、縫いつけの部分の壊れはアクアシールで修理して、フェルトは張り変えて、紐は交換して、新たなシューズが買えそうなくらいの費用がかかりそうですが、修理すればまだ十分に使えそうです。
まずは丹沢を修理して、それからタビを購入して、釣りに行く場所によって使い分けるのもいいのかな、と思うようになってきました。