久し振りに毛鉤を巻く前に、タイイングの勉強をするべく、役に立ちそうな本をピックアップしてみました。
毛鉤を巻くのに必要な高価な道具を買う前に、図書館で「タイイング」とつく本に目を通すのはおすすめかもしれません。(私も以前に図書館で何冊か本を借りて読みました。)
もし、「毛鉤を巻いてみたい」と思われている方がいらっしゃいましたら、これを機に毛鉤を巻いてみませんか?
フレッシュ・ウォーターのベストフライ142本と巻き方
Amazon:フライタイイング教書―フレッシュ・ウォーターのベストフライ142本と巻き方 (RodandReel選書―HOLIDAYfishing)
「MARC」データベースより
フライタイイング(フライ作り)は誰でも気軽に楽しめ、フライフィッシングを更に豊かなものにしてくれる。代表的な142のパターンや、素材、作り方のコツ、モデルとなっている昆虫などを紹介する。
Amazonのレビューより
言わずと知れた、漆原 孝治氏のタイイングブック。彼の巻くフライは、かっちり、キッチリ巻かれているのでフライ初心者から、上級者まで、大変参考になると思う。のっているフライのほとんどが、スタンダードなトラディッショナルなフライだが、スタンダードフライをキッチリ巻くことが出来ないと、ニューコンセプトのフライは巻くことが出来ない。水生昆虫に関しては、宮下力氏の「鱒たちのメニュー」を参考にされるといいだろう。
フライタイイングの基本と裏技
Amazon:本当に知りたかった!フライタイイングの基本と裏技 (FlyRodders選書)
「BOOK著者紹介情報」より
嶋崎/了 1965年、東京生まれ。中学生のころに、すっかりフライフィッシングの魅力にはまり、以来、日本、アメリカまでフィールドを広げ、30年を超えるキャリアを持つ。現在は、老舗メーカー・ティムコ社にて開発業務に携わるかたわら、次々と斬新なフライを考案し、海外のフライフィッシング雑誌に掲載されるなど、日本有数のタイヤーのひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Amazonのレビューより
初心者のタイイイングの本としては最高だと思います。嶋崎さんの人柄が何となくでているような1冊です。
フライタイイングの疑問に答える本
Amazon:フライタイイングの疑問に答える本 (OUTDOOR HANDBOOK)
「MARC」データベースより
ダビングボディが虫らしく見えない、もっと深いところまで沈んでほしい、フックの種類が多すぎてワケがわからない…。フライ作りの基礎とテクニックを、トラブル別に詳しく解説する。
Amazonのレビューより
タイトル通りタイイングの要所をずばり教えてくれる良本。外国の釣りショップ発行の本に親切な解説があるが、本書はこれに匹敵するポイントを押さえており、タイイング技術の向上にもってこいだと感じた。タイイングパターンの教科書のとなりに常に置いておきたい一冊である。
鱒たちのメニュー
Amazon:鱒たちのメニュー―アングラーに贈るフィールドブック
「MARC」データベースより
鱒釣り用のルアーを作るために、鱒の好きな昆虫を図や写真で紹介。説明にあたる部分では、フライフィッシングの流れや昆虫類を詳しく解説。
Amazonのレビューより
フライフィッシャーであり水生昆虫学者でもある宮下氏の作品。釣り人としての視点でも水生昆虫を見ているので、フライフィッシャーには是非1冊持ってもらいたい本である。特にカゲロウ類に関しての考察は素晴らしいの一言に尽きる。今年アメリカへ、始めて釣行したのだが、カーリーベイティスについての紹介が載っていたのは、この本だけだった。様々な水生昆虫に関するフライが載っているが、それをタイイングしたのは、プロタイヤーとして有名な漆原孝治氏である。星4つにしたのは、写真が少し古めかしいのと、水生昆虫に対するフライの量が少ないことだ。余談になるが、宮下氏はFFJの編集長でもある。
自分で巻いた毛鉤で釣れた懐かしい思い出
「毛鉤をお店で5個買いました。いつかは自分で巻いてみたいなー」
エルクヘアーカディスは100個以上巻いたことがあります。
そして、自分で巻いたエルクヘアーカディスで釣れたこの良型は、本当に嬉しかったのをよく覚えています。
そんなこともあってか、エルクヘアーカディスは私の中で特別な感じがします。
マテリアルを買ってみようと思うも...
今年は「テンカラ毛鉤で釣ってみたい」って目標がありますが、まずは、巻き方の分かるエルクヘアーカディスを巻いてみようと思います。
材料であるマテリアルを買ってみようと思いましたが、マテリアルに関する知識がまったくなく、エルクヘアーカディスを巻くためにどれを買ったらいいのか、さっぱり分かりません。
今まで毛鉤を巻いてたんでしょ?なのに知識がない?
ええ、たしかに毛鉤を巻いてました。テンカラを始めた当初に、自分で巻いた毛鉤で釣ってみたくて、お金がなかったので道具を自作して、フライタイイングの本を図書館で借りて、なんとかエルクヘアーカディスを巻くことができました。
マテリアルは会社の方に頂きました。そのマテリアルはとうとう尽きました。いや、だいぶ前に尽きてました。それからは巻いてません。
尽きてからは、ご厚意で頂いた毛鉤や、売ってもらった毛鉤を使わせてもらってます。
マテリアルを調べるにも、知識がなさすぎて分からない
相談させてもらったり、ネットで調べてみたりして少しずつマテリアルを決めてます。
でも、話をしたり調べたりしても、分からないことだらけで、心が折れそうです。まあ、何度も心が折れてきてますけど。
適当にマテリアルを買ってみるか、今まで通り毛鉤を売ってもらって使わせてもらうか、とりあえず諦めるか。
「ちょっと勉強すればいいのでは?」と思いまして(毛鉤4年目にしてようやく)、フライタイイングの本を買って勉強することにします。
マテリアルを買えるようになるかな?