昨日に秋川に行ってテンカラを振ってきました。
今年はぜんぜん釣れなくて、大型どころか、小型すらぜんぜん釣れません。
秋川に行ってテンカラやっても、釣れないし、なんかつまんなくなったな、って思っちゃってます。
で、なんで釣れなくなってしまったのかと考えてみたんです。
そしたら、原因をたくさん思いつきました。
去年は、仕掛け、アプローチ、キャスト、毛鉤の流し方、これらにかなりこだわってました。
試行錯誤しまくって、たくさん釣れるようになって、なんとか大型が出るようになって、大型も釣れて(私なりに)。
今年は、、行けば釣れるだろう、、的な考えになってしまってます。
アプローチは雑、仕掛けは適当、キャストも適当、毛鉤の流し方もほとんど適当、秋川に行って適当にテンカラを振って、って感じです。
で、初心に戻って、丁寧なテンカラを心がけてみました。
まず、竿をヨシタケさんより譲り受けし鬼竿をチョイス。
Amazon:テンカラの鬼 『鬼竿 TYPEⅠ 4.0m』 榊原正巳氏の極上ハンドメイドロッド
↑この竿の初期版です。
尺がかかっても問題ないパワータイプの別誂金剛よりも、しなやかなキャストができる鬼竿を使うことにしました。
ラインを、「ラインシステム テンカラレベルライン 4号」から「ヤマトヨ テンカラレベル 4号」に変更。
Amazon:ヤマトヨテグス ライン テンカラレベル 50m 蛍光イエロー 4号
もともとヤマトヨのテンカラレベルを使ってたんですが、ラインシステムのテンカラレベルラインに変えてからキャストがおかしくなったような気がしてたので、ヤマトヨのテンカラレベルに戻しました。
仕掛けの長さは、去年はすごくこだわってて、10cm単位で何度も調整していたのですが、今年はほぼ適当で、短かったり長かったり。
なので、たしか、去年にいちばん調子がよかったと記憶してるレベルラインを竿尻より30cmほど長く、ハリスは0.6号で1mほどにしました。
楽天:ダイヤフィッシングレブロン100m 0.6号ミストクリアー
ハリスは枝に引っかかってもちょっとやそっとでは切れない1号をここのところ使ってましたが、細くしました。
で、アプローチは腰を低くして慎重に、キャストは毛鉤をふわりと落とすように徹底。
毛鉤が着水したらゆっくり竿を立てて毛鉤を完ぺきにナチュラルに流す。
そしたら、、、ひっさしぶりに魚がよく出る!
ひっさしぶりにチビが釣れる(かけてしまった)!!
たいしたポイントじゃないけど、毛鉤をふわりと落として、集中してゆっくり竿を立てて、早い流れに毛鉤が乗ってナチュラルに流れると、流れの尻で毛鉤をバクリ。
クッと合わせたら、ひっさしぶりに重たい感触。
ぐっと引っ張ったらぷつっとフックが外れてバラシ。
「ああっ!」と久しぶりに声が出てしまった。
大場所では、早い流れの脇をナチュラルに流したら、流れの中から特大が出てきて毛鉤の下で反転。
攻めてれば!早い流れに毛鉤を乗せてれば!残念!
でも、やっぱ魚はいるんだね!
というわけで、釣れたのはチビ2尾という結果でしたが、久しぶりにテンカラを楽しめました。
これでスランプ脱出となるでしょうか...。