実用的か分かりませんが、浅型と深型をセットにした木製の毛鉤ケースを自作しました。
磁石の向きを間違えて高反発でオシャカ、彫刻刀で指をバッサリ切るなどのトラブルがありましたが、今まで作った毛鉤ケースの中で一番うまくできて、大満足です。
材料と道具を揃える
材料をムラウチホビーとネットの通販で揃えました。木や蝶番を買いにムラウチホビーに通ってますので、外出すると妻に「今日もムラウチホビーに寄るの?」と聞かれるようになりました(汗。
[買った材料]
- 彫刻刀(買い足し)
- 木(桂)
- 蝶番(ムラウチホビー)
- 黒セルスポンジ(フォーム材)
- カッター(フォームを切るためにちょっと高いやつ)
[家にあった材料と道具]
- 彫刻刀(安いやつ)
- ボンド
- 電ドル
- 電ドルの刃
- 定規など
木を彫ってサンドペーパーをかける
今まで通り、彫る前に電ドルで穴をたくさんあけて、それから彫刻刀で彫り、サンドペーパー(荒い→細かい)をかけてます。深型の方は深めに彫りました。
もう少し楽に彫れないものか?と思いまして、一本だけで5本セットの倍の値段もする彫刻刀を買ってみました。力を入れなくても簡単に彫れるので、あっという間に彫り終えました。
でも、切れ味抜群なのがあだとなり、指をバッサリ切りました。削る方向に指をおかない、できれば指サックなどで防護するなど、彫る時に怪我をしないように注意しましょう。
ニスを塗る(二度塗り)
今まで通り、ニスを塗って乾かして、細かいペーパーをかけて、またニスを塗ってます(二度塗り)。ニスを塗り終えると、急に完成に近づいたような気がするから不思議です。
今まで使っていたハケがカチカチになってしったので、今回は絵の具用の筆を使ってニスを塗りました。ハケの方が綺麗に濡れるような気がします。次があればハケを買って使います。
丁番と磁石を取り付ける
さすがに蝶番の取り付けには慣れました。と、言いたいところですが、釘が少し出ました。荒いサンドペーパーで出た釘を削って問題なしですが、ペーパーをかけた面は再度ニスを塗ることになりました。
前回の作成で、磁石の方向を間違えてオシャカにしましたので、今回は慎重に磁石を取り付けました。
黒セルスポンジ(フォーム材の代用)を取り付ける
浅型の毛鉤ケースを作った時と同じように、C&Fのフォームを取り付けようと思いましたが、ムラウチホビーでダメもとで「硬いスポンジはありますか?」と聞いてみたところ、「黒セルスポンジ」という、毛鉤ケースに使えそうな硬いスポンジを教えてくれました。硬さが程良く、厚さは5mmで使えそうです。
その黒セルスポンジを新調した切れ味がよさそうなカッターで切り、ボンドを塗って毛鉤ケースに取り付けました。毛鉤をさせるように、スポンジに切り込みをたくさん(5mm間隔)入れてます。
試しに毛鉤をさしてみましたが、問題はなさそうです。ぱっと見でどこに切り込みが入ってるのかが分かりにくいですが、毛鉤をさして放っておくと跡が残りますので、すべての切り込みに毛鉤をさして、少し時間をおいて取って跡が残るようにしました。これで、切り込みの位置が分かると思います。
仕上げにハンコを押す
最後に裏に「ささき」ハンコを押して、朝型・深型セットの木製の毛鉤ケースが完成です。
オシャカにして作り直しだっただけに、なんだか緊張しながら作りました。自分的はうまくできましたし、何より楽しかったです。
浅い方(フォームあり)には、すぐに取り出せるようにラインナップをさしてしておき、深い方(フォームなし)には、在庫の毛鉤を入れて使おうと思います。